【少女前線】命中バフによるDPS上昇率と編成を組むときの体感的尺度の話【ドールズフロントライン】

どれだけDPSに貢献しているのか分かりにくい命中バフ

 ドルフロには火力、射速、会心といったDPS*1に関係するバフが存在するが、命中バフだけはその貢献度がいまいち体感的に理解しづらい。編成を組む際に命中30%バフと表示されるが、実際のところ一体どれだけ殲滅速度が上がっているのか?そこで適当に状況をピックアップして、命中バフの効果がどの程度あるのかを大まかに算出、比較した。

 

 厳密な計算を求めている方はDPSシミュレータを自分で回すことを推奨します。*2

 

 

 
計算式:実命中率=命中/(命中+回避)

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 元々は状況ごとの回避率曲線を載せる予定だったのだが、どうせ先駆者が同じことをやっている上、1.2倍や1.3倍といったレベルの差をグラフにしても全くピンとこなかったため今回は状況設定の数を増やして数字のまま比較することにした。

 だいぶ要らない情報まみれの図になってしまって申し訳ないが、大雑把に言うと案の定命中バフは数字ほどは強くない*3回避率の高いdrone(飛んでるヤツ)はほとんど榴弾で処理するため除外するとしても、多くの状況設定においてDPS上昇率は見かけ上の命中バフの二割から四割ほどである。計算式から予想できる通り、回避の高い敵に対しては効果が大きく逆も然りという結果となっている。

 特に、この中で高頻度で使われるであろうSR3MPドットサイトありとG41ドットサイトなし(オプティカルサイト装備)に注目すると、対雑魚(vespid、AR持ってる頭テカテカのヤツ)では見かけ上の命中バフ率の二割前後、現在実装されているボスの中でも回避の高いdremer(夢想家)相手で四割前後程度の効果である。

 この数字を覚えておけば、「陣形バフで命中+30%だからだいたい対ボスで火力+15%弱相当だな」と大まかに暗算して比較しながら編成を組むことができる。

 

結論

命中バフによるDPS上昇率は、見かけ上のバフ率から見ると、

  • 対雑魚(低回避)なら約二割相当
  • 対ボス(高回避)なら約四割相当

あとドローン(高回避の雑魚)は榴弾で処理しよう

 

 

おまけ(会心と射速の話)

 会心率は命中と比べると一気に話が簡単になる。会心ダメージが1.5倍の場合、実ダメージ=通常ダメージ*(1+0.5*(会心率))なのでざっくり言うと会心率の半分よりすこし少ない値がDPS上昇率に相当する会心率+30%なら+15%弱相当)。

 射速は上限にさえ気をつければほぼ倍率がそのままDPS上昇率に相当するので*4、これで火力、射速、会心、命中を同じ尺度で比較できる。編成を組む際に体感的な尺度を持っておくと納得のいく編成が組みやすくなるのでおすすめしたい。*5

 

 

 

 

P.S.

 元々命中率アップがどの程度実DPSに貢献しているのか大まかに知りたいという動機から書き始めたはいいものの、予想より10倍は大雑把な内容になってしまった。DPSシミュレータを回すのが一番ですね。

*1:damege per second。本記事では俗に言う殲滅速度や火力といった単語とほぼ同じ意味で使う

*2:だって面倒くさいし

*3:陣形バフで30%や50%が安売りされているのだから当然ではある

*4:実際には微妙に異なる場合も多いが誤差

*5:例えばUMP45の陣形バフが他SMGと比べてどれだけ図抜けているかが分かる